夕焼けと夕暮れと夕日と夕闇の違い

日常生活の中で、「赤い夕焼け」や「夕暮れの街」、「夕日に染まる」、「夕闇に包まれる」といった言い回しを聞くことがあります。これらの中に出てくる「夕焼け」や「夕暮れ」、「夕日」、「夕闇」は、どれも「夕(ゆう)」が付く用語ですが、どこがどう違うのでしょうか?

ここでは、知っているようでいて意外と知らない、「夕焼けと夕暮れと夕日と夕闇の違い」について、簡単にまとめてみました。

夕焼けの意味

夕焼け(ゆうやけ)は、日没の頃に西の空が赤く見える現象をいいます。これは、日中よりも太陽光線が大気中を通過する距離が長いため、波長の短い青色光が散乱される一方で、波長の長い赤色光だけが地上に到達するために起こるものとなっています。

なお、夕焼けの対義語は、「朝焼け」が該当します。

夕暮れの意味

夕暮れ(ゆうぐれ)は、「日暮れ」とも呼ばれ、日の暮れるころ(時間帯)をいいます。これは、天候に関係なく毎日訪れますが、一年を通して、時間帯は変わっていきます。

なお、夕暮れの対義語は、「夜明け」や「朝明け」、「明け方」などが該当します。

夕日の意味

夕日(ゆうひ)は、「夕陽」とも呼ばれ、夕方の沈みつつある太陽やその光をいいます。これは、曇りの日は見えず、また季節や場所によって見え方が異なります。

なお、夕日の対義語は、「朝日」や「朝陽」が該当します。

夕闇の意味

夕闇(ゆうやみ)は、「宵闇」とも呼ばれ、夕方のうす暗さをいいます。これは、日没後、月が出るまでの間の暗闇やその時分を指し、また「夕闇が迫る」や「夕闇が濃くなる」といった言い回しもよく使われます。

なお、夕闇の対義語は、「暁闇」が該当します。

夕焼けと夕暮れと夕日と夕闇の違い

最後に「夕焼け」と「夕暮れ」と「夕日」と「夕闇」の違いをざっくりとまとめると、以下のようになります。

・夕焼け:日没の頃に西の空が赤く見える現象
・夕暮れ:日の暮れるころ
・夕日:夕方の沈みつつある太陽
・夕闇:夕方のうす暗さやその時分

◎夕焼けは現象、夕暮れは時間帯、夕日は現象、夕闇は現象・時間帯。

◎夕暮れと夕闇は毎日あるが、夕焼けと夕日は天候次第。