ハザードマップ

【英語名:hazard map、分類:防災】

ハザードマップは、「災害予測図」や「防災地図」とも呼ばれ、自然災害(地震、水害、土砂災害、火山噴火、津波等)による被害を予測し、その被害範囲を地図化したものをいいます。これは、予測される災害の発生地点や危険地域、被害の拡大範囲、被害の程度や規模、避難経路、避難場所などの情報が地図上に示されています。

一般にハザードマップを活用することにより、災害発生時に地域住民などは迅速かつ的確に避難を行うことができ、また二次災害の発生予想箇所を避けることができるため、災害による被害の低減にあたり有効と言われています。

<主なハザードマップの種類>

●地震

地震による液状化現象や大規模火災が発生する範囲と避難場所などを記載。

●水害(河川浸水・洪水)

河川の氾濫や水害等の浸水予想地域と避難場所などを記載。

●土砂災害

土石流の発生や崖崩れ等の予想地域と避難場所などを記載。

●火山噴火

火口が出現する地点(範囲)、溶岩流等の到達範囲、火山灰の降下範囲、泥流の発生範囲などを記載

●津波・高潮

浸水地域や高波時の通行止めの箇所などを記載。

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