原子力緊急事態宣言

【読み方:げんしりょくきんきゅうじたいせんげん、分類:原子力】

原子力緊急事態宣言は、原子力災害対策特別措置法第15条に定める原子力緊急事態に至った場合、内閣総理大臣によって発出される緊急事態宣言をいいます。また、原子力緊急事態とは、原子力発電所などの原子力施設より放射性物質または放射線が異常に原子力施設の外へ放出、あるいは政令で定められた事象が発生した事態をいいます。

実際に本宣言が発出されると、国は原子力災害対策本部(本部長:内閣総理大臣)の設置、原子力事業者、国の各機関、関係自治体等に対する必要な指示などを行うと共に、原子力災害現地対策本部(本部長:副大臣)をオフサイトセンターに設置し、原子力災害合同対策協議会が組織されます。ちなみに、2011年3月11日の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)による福島第1原発事故では、同日夜の官房長官の会見で「原子力緊急事態宣言を発令した」と発表されました。

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