燃料棒

【読み方:ねんりょうぼう、分類:原子力】

燃料棒は、原子力発電において、核燃料物質である二酸化ウランなどのペレット燃料被覆管に詰めて両端を密封溶接し、円柱形棒状に成形加工した燃料をいいます。これは、原子炉の炉心の部品の一つで、複数本の燃料棒が束ねられて「燃料集合体」と呼ばれるユニットが組まれます。また、制御棒と共に複数個の燃料集合体によって炉心が構成され、通常、核燃料の交換作業は燃料集合体の単位で行われます。

一般に原子炉の型式や運転条件等によって、燃料棒のウラン濃縮度やペレット形状、寸法などが異るとのことです。例えば、発電用原子炉の代表である軽水炉で使用される燃料棒は、核分裂性物質としてU-235を3~4%に濃縮したウラン酸化物(UO2)を焼き固め、ペレット状にしてジルコニウム合金製の被覆管に充填し、全長4.1~4.5m、外径0.95~1.4cmの円柱形棒状に仕上げられます。

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