高潮堤/防潮堤

【読み方:こうちょうてい、分類:津波】

高潮堤は、「防潮堤」とも呼ばれ、台風などによる大波や高潮、地震による津波から、陸地(海岸および内陸)を守るために沿岸部に設置された堤防のことをいいます。これは、堤体や壁体、水門等の構造物、および護岸、取付道路等の附属物であり、鉄筋コンクリートや巨礫、鋼、蛇篭といった様々な材料で建設されます。

一般に高潮堤を設置することで、ある程度の規模のものを食い止めることができ、また仮に食い止めることができなくても内陸への進行をいくらか遅らせ、避難の時間を稼ぐことが期待されています。なお、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の大津波では、岩手県宮古市の田老地区に設置された津波対策として世界最大規模の巨大高潮堤(総延長2433m・海抜10m)が予想外に破壊され、町は壊滅状態になり、高潮堤の限界が大きな教訓として残りました。

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