地震防災対策強化地域判定会

【読み方:じしんぼうさいたいさくきょうかちいきはんていかい、分類:地震】

地震防災対策強化地域判定会は、大規模地震対策特別措置法に係る大規模地震の発生の恐れ(地震予知情報)に関する判定を行うために設けられた、気象庁長官の私的諮問機関をいいます。これは、東京周辺に住む6人の学識経験者(大学教授)からなり、気象庁が常時監視している東海地域の地震予知観測データに基準を超える異常が検出されると、気象庁長官が判定会の招集を要請し、直ちに判定会が招集されてデータが検討され、判定結果は気象庁長官に報告されます。また、この判定結果で地震発生の恐れがある場合、気象庁長官は地震予知情報を直ちに内閣総理大臣に報告し、閣議を経て「警戒宣言」が発令されます。

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