防犯性能

【読み方:ぼうはんせいのう、分類:防犯】

防犯性能は、工具類などの侵入器具を用いた侵入行為に対して、建物部品が持つ抵抗力のことをいいます。日本において、防犯問題が深刻になる中、2002年に警察庁では、国土交通省や経済産業省、建物部品関係の民間団体と共に、「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」を設置しました。現在、その活動の一環として、「防犯性能の高い建物部品目録」をウェブサイトなどで公開しています(運営は、全国防犯協会連合会)。

なお、「防犯性能の高い建物部品目録」とは、約7割の侵入盗が侵入を諦めるとされる5分以上の時間に耐えることを基準にして、昨今の侵入手口に応じた厳しい防犯性能試験を行い、この試験に合格したドアやガラス、錠、サッシなどの建物部品を掲載した目録をいいます。

防災用語集の分類タグ

防災用語集の索引