火山泥流

【読み方:かざんでいりゅう、分類:火山】

火山泥流は、大小の火山砕屑物が大量の水と混じって山腹を高速で流れ下る現象をいいます。これは、時速数十kmにも達し、谷沿いに遠方まで到達する大変危険な火山現象であり、時として道路や構造物、農耕地などに大きな被害を与えます。また、火山砕屑物とは、火山活動で放出された破片状物質の総称をいいます。

一般に火山泥流は、火口湖での噴火、噴火に伴う融雪、熱水の噴出、火砕流の河川への流入のほか、もろい火山堆積物が豪雨で流されるといった要因で発生します。

防災用語集の分類タグ

防災用語集の索引