熱帯夜

【読み方:ねったいや、分類:気象】

熱帯夜は、気象庁の予報用語では、夜間の最低気温が25度以上のことをいいます。これは、20度以上の夜をいう「真夏夜(まなつや)」より暑く、現在、夏の寝苦しさを示す指標として用いられていますが、一方で気象庁の統計種目にはありません。(真夏夜:その昔、使われていたもので、今日では、ほぼ死語)

なお、気温とは、通常、地上1.25~2.00メートルの大気の温度を摂氏単位で表したものをいい、また夜間とは、通常、18時頃から翌日の午前6時頃までを指します。

<本用語の使用例>

・朝晩も気温が下がりにくく、熱帯夜が続きそうです
・九州から東北は、今夜も熱帯夜の所が多い見込みです
・今夜も気温が25度を下回らない熱帯夜の所が多いでしょう

■関連:夏日と真夏日と猛暑日と酷暑日と熱帯夜の違い

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