雪(ゆき)

【英語名:snow、分類:気象】

(ゆき)は、摂氏零度以下の大気の上層で、雲中の水蒸気が凝結し、氷の結晶が集まって地上に降るものをいいます。また、まじりに降る、または解けかかって降る雪を「霙(みぞれ)」と言います。

一般に水蒸気を含んだ空気が上昇し、温度が上空で非常に低くなると、水蒸気が昇華して小さな氷の結晶(氷晶)となります。そして、この氷晶の表面に昇華してできた氷晶が次々と付着し、やがて大きな氷の結晶、すなわち「雪の結晶」となって、これが地上まで溶けずに落ちてきたものが「雪(ゆき)」です。なお、気象用語ではありませんが、雪の種類には、以下のような俗語もあります。

・粉雪:粉のようにさらさらとして細かい雪
・牡丹雪:大きな雪片となって降る雪
・綿雪:綿をちぎったような大きな雪片の雪
・餅雪:餅のようにふわふわした雪

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