津波堆積物

【読み方:つなみたいせきぶつ、分類:津波】

津波堆積物は、津波によって陸上に堆積したものをいいます。これは、その昔、大規模な津波によって陸に運ばれた、砂や泥、貝殻、海藻類などが地面に堆積したものを指します。

一般に地層において、津波堆積物を調べることにより、過去に発生した津波の規模や遡上範囲、発生時期などが明らかになり、今後の津波対策を策定する上で重要な資料となります。具体的には、海岸付近の地層を掘り、海にしかいない微生物や化石が入っていたり、海から陸へと広がって堆積物が次第に薄くなっていたりすれば、津波の痕跡だと分かります。

なお、過去に起きた地震については、内陸では活断層が一つの手掛かりになりますが、海底だと巨大地震でもその痕跡が地上に残らないため、古文書に記述がない津波を引き起こすような過去の巨大地震を調べるには、津波堆積物の調査が一つのカギとなっています。

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