119番
【読み方:ひゃくじゅうきゅうばん、分類:防災】
119番は、正式には「火災報知専用電話」と呼ばれ、火災や救急の場合にかける、消防への緊急通報用の電話番号のことをいいます。これは、火災が発生した場合や急病人・ケガ人が出た場合に、消防車や救急車を呼ぶためにかけるもので、通常、電話をかけると消防指令センターにつながります。その際には、センターの通信指令課員から「何があったのか?」「場所はどこか?」「どんな状況か?」「今かけている電話番号と通報者の名前は?」などが聞かれますので、落ち着いて答えるようにしましょう。
なお、昨今問題になっているのが、緊急性が低いのに救急車を要請する人が増えていることです。実際に、そのようなケースで救急車が出動すると、本当に救急救命が必要な人への対応が遅れる場合があるため、消防では、緊急時以外はタクシーなどで病院へ行くように呼びかけています。